ドジャース 6月個人成績まとめ~投手編~

2025年 まとめ

6月の個人成績を振り返り、投手・野手別に月間MVPを勝手に選んでいきたいと思います。今回の投稿は投手編です。

  試合勝利敗戦セーブイニング奪三振防御率WHIP
山本由伸SP513025.2264.211.40
C・カーショウSP540027.2232.281.05
D・メイSP511027.0175.671.63
大谷翔平SP30004.032.251.00
T・ゴンソリンSP10105.063.601.20
E・シーアンSP10004.062.250.75
L・ナックSP10003.1110.802.70
J・ロブレスキーSP/RP531026.1262.731.06
B・カスパリウスSP/RP622020.1126.201.43
T・スコットRP1311813.1141.350.90
A・バンダRP1300010.194.351.26
L・トリビーノRP1320013.084.151.46
A・ベシアRP121018.2112.080.46
J・ドライヤーRP900011.193.971.24
K・イェーツRP91016.272.701.20
M・コペックRP80007.080.001.00
M・サウアーRP21107.0915.433.00
W・クラインRP20003.250.001.09
C・ストラットンRP20003.056.001.33
J・ウレーニャRP20003.023.001.67
L・ガルシアRP20001.1120.254.50
N・デービスRP10002.020.000.50
J・リトルRP10002.019.002.50
R・ルートスRP10002.0113.501.00

 先発投手は、開幕からローテーションを守る山本、メイ、5月から復帰したカーショウが中心となりました。6月中盤には、大谷、シーアンが故障から復帰しました。大谷は3登板で4イニング、シーアンは1回の先発で4イニングとまだリハビリの途上ですが、今後は徐々にイニングを伸ばして先発ローテーションに入っていくことが期待されます。6月も先発投手が足りなかったため、ロブレスキー、カスパリウスが先発やロングリリーフでイニングを消化しました。
 ブルペンはスコットが防御率1.35、8セーブと復調し、イェーツ、ベシアらと勝ちパターンの投手は安定感を取り戻しました。それに加えて、トリビーノ、バンダ、ドライヤーらを交互に使いながらなんとか凌いでいたといった1か月間でした。一方、故障者の影響や登板過多で、負けている場面で登板する投手は打ち込まれる場面があり、大量得点差になって野手が登板する試合も目立ちました。
 7月中にはグラスナウ、スネルの復帰も予想されます。先発投手は山本、カーショウ、大谷、グラスナウ、スネル、シーアンの6人で構成し、ブルペンにメイ、ロブレスキー、カスパリウスが回ることができれば、余裕を持った投手運用ができると思われます。

C・カーショウ 5試合 4勝0敗 投球回数27.2 23奪三振 防御率2.28 WHIP1.05

 今シーズン、カーショウは左膝と左足親指の手術明けで、5月17日に今季初先発を果たしました。最初の登板では、4回5失点と不安定な投球でした。その後は好投する試合もあり、迎えた今季5回目の登板は6月8日のカージナルス戦。5回を7奪三振、1失点の好投で今季初勝利を挙げ、連敗中のチームを救います。次の登板は14日のジャイアンツ戦。この試合で敗れると首位を明け渡してしまうという重要な試合でした。この試合でもカーショウは7回無失点の快投で勝ち星を挙げ、チームの首位キープに貢献しました。6月はその後も勝ち星を重ね、4勝0敗とし、勝敗が付かなかった登板も含めて、登板した5試合はすべてチームが勝利しました。
 カーショウは18年目、37歳となり、速球は90マイルほどにとどまっています。それでも、スライダー、カーブを織り交ぜ、ゴロ率を高めて長打を抑えるベテランらしい投球をしています。ドジャース一筋のレジェンドも、昨シーズンのプレーオフでは故障の影響で登板なく終わりました。現役続行を決断して挑む今シーズンは、チームの連覇に貢献する姿を見たいものです。

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