6月の個人成績を振り返り、投手・野手別に月間MVPを勝手に選んでいきたいと思います。今回の投稿は野手編です。
6月 打撃成績まとめ
ポジション | 試合 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 | OPS | |
W・スミス | C | 20 | 19 | 5 | 13 | 0 | .268 | .879 |
D・ラッシング | C | 11 | 5 | 0 | 2 | 0 | .167 | .506 |
F・フリーマン | 1B | 25 | 19 | 1 | 5 | 0 | .200 | .557 |
M・マンシー | 3B | 25 | 26 | 7 | 24 | 2 | .333 | 1.113 |
M・ベッツ | SS | 25 | 24 | 1 | 10 | 1 | .240 | .633 |
M・ロハス | IF | 14 | 8 | 2 | 4 | 0 | .348 | 1.119 |
T・エドマン | IF/OF | 25 | 20 | 2 | 10 | 1 | .244 | .678 |
K・ヘルナンデス | IF/OF | 23 | 6 | 1 | 4 | 0 | .130 | .439 |
キム・ヘソン | IF/OF | 16 | 12 | 0 | 5 | 3 | .333 | .857 |
A・パヘズ | OF | 27 | 33 | 6 | 19 | 0 | .324 | .911 |
T・ヘルナンデス | OF | 25 | 18 | 4 | 11 | 0 | .189 | .590 |
M・コンフォルト | OF | 19 | 11 | 3 | 8 | 0 | .175 | .595 |
大谷翔平 | DH | 27 | 27 | 7 | 17 | 0 | .265 | .931 |
6月は上位打線が不調で、ベッツ、フリーマン、T・ヘルナンデスは揃って低迷し、3選手ともキャリアワーストレベルの月間成績となってしまいました。大谷も7本塁打、OPS.931と不振とするには十分すぎる活躍でしたが、15本塁打をマークした5月と比較すると調子を落としました。
一方、マンシーが7本塁打、24打点、打率.333とチーム3冠の成績で4月の不振を抜け出し、チームを引っ張りました。2年目のパヘズも首位攻防のパドレス戦で重要なホームランを放つなど、6本塁打、19打点、打率.324の活躍でした。また、スミスは数字上はそれほど目立たないものの、サヨナラホームランを放つなど勝負強い打撃でチームに貢献し、ナショナルリーグの打率部門でも不振のフリーマンに代わってトップに立ちました。
独自に選ぶ月間MVP
M・マンシー 25試合 打率.333 本塁打7本 24打点 OPS1.113 2盗塁
開幕から打撃不振に苦しんでいましたが、6月復調し、チーム三冠の成績を残しました。
この月に印象的だったのは、3日のメッツ戦。初回に8号2ランを放つなど、試合を優位に進めます。しかし、5回に自らのエラーをきっかけにして5‐4と逆転を許します。それでも、9回にミスを挽回する同点の9号ソロホームランを放ち、チームのサヨナラ勝ちに貢献しました。さらに22日のナショナルズ戦、25日のロッキーズ戦と立て続けに満塁ホームランを打ち、打点を荒稼ぎ。
今季途中から右目の乱視を矯正するため、眼鏡をかけ始め、それから打撃が上向きになりました。しかし、打撃好調の要因はそれだけでないようです。マンシーは昨シーズンのオフから打撃フォームの改造をしており、開幕当初はそれが上手くいかなかったようです。フォームへの適応ができてきたことに視力矯正が助けとなったことで、本来の力を発揮できたのでしょう。