3・4月の個人成績を振り返り、投手・野手別に月間MVPを勝手に選んでいきたいと思います。今回の投稿は投手編です。
打撃成績
ポジション | 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | OPS | 盗塁 | |
W・スミス | C | 24 | .316 | 3 | 17 | .926 | 2 |
F・フリーマン | 1B | 20 | .319 | 5 | 17 | 1.045 | 0 |
T・エドマン | IF/OF | 30 | .252 | 8 | 24 | .818 | 2 |
M・マンシー | 3B | 29 | .194 | 1 | 5 | .610 | 0 |
M・ベッツ | SS | 28 | .250 | 4 | 19 | .746 | 2 |
M・コンフォルト | OF | 28 | .156 | 2 | 5 | .570 | 1 |
A・パヘズ | OF | 28 | .292 | 6 | 14 | .891 | 3 |
T・ヘルナンデス | OF | 29 | .310 | 9 | 32 | .946 | 4 |
大谷翔平 | DH | 29 | .287 | 7 | 10 | .949 | 9 |
A・バーンズ | C | 10 | .250 | 0 | 2 | .585 | 0 |
H・フェドゥーシア | C/1B | 2 | .000 | 0 | 0 | .333 | 0 |
M・ロハス | IF | 17 | .273 | 0 | 2 | .607 | 0 |
K・ヘルナンデス | IF/OF | 23 | .188 | 5 | 13 | .691 | 0 |
C・テイラー | IF/OF | 18 | .250 | 0 | 1 | .500 | 0 |
E・ロサリオ | OF | 2 | .250 | 0 | 0 | .500 | 0 |
今シーズンも打線の中心はMVPトリオの3人です。開幕当初はベッツ、フリーマンが怪我や体調不良で欠場し、4月後半は大谷が育休リスト入りし欠場しましたが、出場した試合では変わらず打線を引っ張っています。大谷は不調だとの声もありながら、7本塁打、OPS.949はチームトップ。例年好成績を残す6月に向けてさらに調子を上がってきており、今期はどんな伝説を残すのでしょうか。
MVPトリオの後に座るT・ヘルナンデス、エドマン、スミスも好調でした。T・ヘルナンデスはチーム三冠王でリーグトップの32打点、エドマンは月間8本塁打と早くも自己最多の13本に迫る勢いでした。2年目のパヘズも序盤は打率が上がりませんでしたが、4月25~27日のパイレーツ戦で12打数10安打と固め打ちするなど4月の後半から一気に調子を上げました。
上位打線は好調な一方で、下位打線を打つことが多いマンシー、コンフォルトのベテランコンビの不振が懸念材料です。マンシーは自慢の長打力が影を潜め、守備のミスが失点につながってしまう場面もあり、攻守に精彩を欠きました。今シーズンからドジャースに加入したコンフォルトは序盤こそ好調だったものの、徐々に調子を落とし、月間打率が.156でした。今後2人の調子が上がってくるのか、トレードやマイナーから昇格があるのか注目されます。
独自に選ぶ月間MVP
テオスカー・ヘルナンデス 29試合 打率.310 本塁打9本 32打点 OPS.946 4盗塁
セカンド、センターを守り、印象的な本塁打も多かったエドマンの存在も忘れられませんが、チーム三冠王のT・ヘルナンデスを選ばせていただきました。ヘルナンデスは、昨年1年契約でドジャースに加入し、ワールドシリーズ制覇に貢献し、新たに3年契約で残留しました。ホーム開幕のタイガース戦では、昨年のサイヤング賞投手であるスクーバルから決勝3ランを放ちます。4月26日のパイレーツ戦で乱打戦にけりをつける決勝ホームランを放つと、翌27日もホームランを打ち、通算200号としました。
今シーズンもMVPトリオの後を打つことが多く、走者をかえす勝負強い打撃がまた多く見られそうです。