ドジャース 5月個人成績&独自に選ぶ月間MVP~野手編~

2025年 まとめ

5月の個人成績を振り返り、投手・野手別に月間MVPを勝手に選んでいきたいと思います。今回の投稿は野手編です。

 

 ポジション試合安打本塁打打点盗塁打率OPS
W・スミスC22272130.3701.018
D・ラッシングC76170.273.759
A・バーンズC31000.100.300
F・フリーマン1B27434210.4101.100
M・マンシー3B25205262.250.851
M・ベッツSS25254123.258.738
M・ロハスIF187130.171.477
K・ヘルナンデスIF/OF2215250.300.824
キム・ヘソンIF/OF2119274.4221.058
T・エドマンIF/OF119040.225.587
C・テイラーIF/OF103010.158.421
A・パヘズOF26284223.259.690
M・コンフォルトOF2414140.194.643
T・ヘルナンデスOF15151101.273.740
J・アウトマンOF93240.125.597
大谷翔平DH273415272.3091.180

 開幕から好調の攻撃力は5月も健在でした。大谷が月間本塁打のチームタイ記録となる15本塁打の活躍でナ・リーグの月間MVPに輝き、フリーマンも月間打率が4割を超える大暴れでした。スミスも引き続き好調で、チームメイトのフリーマンと首位打者争いの上位に名を連ねています。さらに、4月低調だった下位打線では、マンシーが月間OPSを.851、チーム2位の26打点と調子を上げてきました。
 新戦力の台頭もありました。今季KBOより獲得したキム・ヘソン内野手が初昇格すると、主に下位打線を打ちながら月間打率.366といきなり活躍を見せました。さらに、チームの有望株だったダルトン・ラッシング捕手が昇格すると、勝負強い打撃でチームに貢献しています。
 春先から打撃好調だったT・ヘルナンデス、エドマンが故障で離脱するアクシデントに見舞われながらも、長期離脱とはならずベストメンバーを組むことができる見込みです。6月以降も苦しい投手陣を得点力でカバーすることが求められそうです。

大谷翔平 27試合 打率.309 本塁打15本 27打点 OPS1.180 2盗塁

 毎年6月に絶好調を迎える大谷ですが、今年は5月から量産モードに入り、15本塁打を放ってナショナルリーグの月間MVPに選出されました。
 4月後半から調子を上げていた大谷は、3日のブレーブス戦では佐々木朗希のMLB初勝利を援護する今季8号ホームランを放ちます。続くマーリンズ3連戦、ダイヤモンドバックス4連戦では2本づつとハイペースでホームランを量産。特に9日のダイヤモンドバックス戦では、9回に勝ち越し3ランを放って14対11の打撃戦に終止符を打ち、ホームランを確信して大きく両手を広げるシーンは印象的でした。さらに14日のアスレチックス戦では先頭打者本塁打、15日は自身のボブルヘッドデーで2本塁打とさらにペースアップ。16日のエンゼルス戦でもホームランを放ち、3試合連続ホームランとします。5月後半も好調を維持し、25日のメッツ戦では千賀から先頭打者本塁打、翌26日のガーディアンズ戦でも2試合連続の先頭打者本塁打と手が付けられない状態でした。27日のガーディアンズ戦では3試合連続、さらにMLB一番乗りとなる20号ホームランを放ちます。締めくくりは30日のヤンキース戦。昨年のワールドシリーズの再戦、ジャッジとの共演として注目を集めたゲームでしたが、1回表にジャッジがホームランを打つと、その裏には大谷が先頭打者本塁打をセンターバックスクリーン左に打ち返します。さらに3点ビハインドの6回にはジャッジの頭上を越すこの試合2本目のホームランでチームの逆転を呼びました。
 5月を終えた時点で22本塁打は昨年のシーズン54本塁打を上回るペースで、3年連続の本塁打王、60本塁打の大台とさらに期待が高まります。また、投手としても復帰に向けて準備が進められており、いよいよドジャース移籍後では初めて二刀流の活躍を見ることができそうです。

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